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瓦屋根・コロニアル屋根・板金屋根の違いとは?|屋根リフォームで知っておきたいポイント
瓦屋根・コロニアル屋根・板金屋根の違いとは?|屋根リフォームで知っておきたいポイント
屋根リフォームを考えるときに、
「瓦屋根と板金屋根は何が違うの?」
「コロニアル屋根はカバー工法できるの?」
「今の屋根をガルバリウム鋼板に変えることはできるの?」
と気になる方も多いと思います。
住宅の屋根には、瓦屋根、コロニアル屋根、板金屋根など、いくつかの種類があります。
それぞれ見た目や重さ、メンテナンス方法、リフォームの考え方が違います。
どの屋根が良い・悪いというよりも、建物の状態やこれからの暮らし方、雪や風への備え、今後のメンテナンスを考えて選ぶことが大切です。
今回は、瓦屋根・コロニアル屋根・板金屋根の違いを、できるだけ分かりやすくご紹介します。
瓦屋根とは?
瓦屋根とは、粘土瓦やセメント瓦などを使った屋根のことです。
昔から多くの住宅で使われてきた屋根材で、重厚感のある見た目が特徴です。
瓦そのものは丈夫な素材ですが、屋根全体としては、瓦のズレ、割れ、棟部分の傷み、下地の劣化などに注意が必要です。
※棟とは、屋根の一番高い部分や、屋根面が合わさる部分のことです。
瓦屋根の良さは、部分的なメンテナンスがしやすいことです。
たとえば、瓦が1枚割れた場合などは、状態によってはその部分だけを差し替えて対応できることがあります。
一方で、瓦屋根は屋根材として重さがあります。
また、瓦屋根から別の屋根材へリフォームする場合は、基本的に瓦を撤去してから新しい屋根を施工する葺き替え工事になります。
※葺き替えとは、今ある屋根材を撤去して、新しい屋根材に替える工事のことです。
コロニアル屋根とは?
コロニアル屋根とは、薄い板状の屋根材を重ねて施工する屋根のことです。
一般的には、化粧スレート屋根やカラーベストと呼ばれることもあります。
※コロニアルは商品名として使われることもありますが、一般的にはスレート系の屋根を指して使われることがあります。

コロニアル屋根は、瓦屋根より軽く、すっきりした見た目に仕上げやすい屋根です。
以前から多くの住宅で使われてきた屋根材のひとつです。
ただし、年数が経つと、色あせ、コケ、割れ、反り、表面の劣化などが出てくることがあります。
また、屋根材の下にある防水シートや下地の状態も大切です。
コロニアル屋根は、状態が良ければ、既存の屋根の上からガルバリウム鋼板などの金属屋根を重ねるカバー工法を検討できる場合があります。
※カバー工法とは、既存の屋根材を活かしながら、その上から新しい屋根材を重ねるリフォーム方法です。建物や屋根の状態によって、できる場合とできない場合があります。
板金屋根とは?
板金屋根とは、ガルバリウム鋼板などの金属板を使った屋根のことです。
住宅では、立平葺き、横葺き、AT葺きなど、建物や屋根の形に合わせてさまざまな施工方法があります。
※ガルバリウム鋼板とは、屋根や外壁に使われることが多い金属素材のひとつです。軽量で、住宅のリフォームにも使われることがあります。
板金屋根は、軽量で、屋根リフォームでも選ばれることが多い屋根材です。
瓦屋根からの葺き替えや、コロニアル屋根のカバー工法などで使われることがあります。
すっきりした外観に仕上げやすく、建物の形に合わせて細かく納めることが大切な屋根です。
違い1 屋根の重さ
瓦屋根・コロニアル屋根・板金屋根では、屋根材の重さに大きな違いがあります。
一般的な目安として、瓦屋根は1㎡あたり約50〜60kgほどになることがあります。
コロニアル屋根は、1㎡あたり約20kg前後が目安です。
ガルバリウム鋼板などを使った板金屋根は、商品にもよりますが、1㎡あたり約5kg前後のものもあります。
たとえば、100㎡の屋根で考えると、
・瓦屋根:約5,000〜6,000kg
・コロニアル屋根:約2,000kg
・板金屋根:約500kg
ほどになる計算です。
もちろん、屋根材の種類や施工方法によって重さは変わります。
ただ、屋根材によって屋根全体の重さに大きな差が出ることは、屋根リフォームを考えるうえで大切なポイントです。
瓦屋根は重厚感がありますが、屋根の重さは建物への負担にも関係します。
一方で、板金屋根は軽量な屋根材として使いやすく、屋根全体の重さを抑えたい場合に選択肢になります。
違い2 見た目の印象
瓦屋根は、重厚感や落ち着きのある見た目が特徴です。
和風住宅や昔ながらの住宅には、瓦屋根の雰囲気がよく合います。
コロニアル屋根は、シンプルでなじみやすい見た目が特徴です。
瓦屋根ほど重厚ではありませんが、住宅の屋根として多く使われてきたため、自然な印象に仕上がります。
板金屋根は、すっきりとした印象に仕上げやすい屋根です。
ガルバリウム鋼板などの金属屋根は、シンプルで現代的な外観にしたい場合にも選ばれます。
屋根は、外壁と同じように家の印象を大きく左右する部分です。
屋根リフォームでは、性能面だけでなく、外壁とのバランスや家全体の雰囲気も考えることが大切です。
違い3 メンテナンスの考え方
瓦屋根・コロニアル屋根・板金屋根では、メンテナンスの考え方にも違いがあります。
瓦屋根は、瓦が割れたりズレたりした場合に、状態によってはその部分だけを差し替えることができます。
たとえば、瓦が1枚割れているだけであれば、その1枚を交換して対応できる場合があります。
このように、部分的な補修がしやすいことは、瓦屋根の大きな良さのひとつです。
ただし、瓦そのものだけでなく、棟部分の傷み、瓦の下にある防水シート、下地の状態も確認する必要があります。
見えている瓦だけを直せばよいとは限らないため、屋根全体の状態を見ることが大切です。
コロニアル屋根は、表面の色あせ、コケ、割れ、反り、塗膜の劣化などに注意が必要です。
状態によっては塗装で対応できる場合もありますが、屋根材そのものの傷みが進んでいる場合は、カバー工法や葺き替えを検討することもあります。
板金屋根は、瓦のように「1枚だけ外して交換する」という補修がしにくい場合があります。
屋根材同士の重なりや納まり、ビスや釘まわり、防水の考え方が関係するため、傷んだ部分だけを簡単に取り替えられるとは限りません。
そのため、板金屋根の場合は、サビ、浮き、めくれ、穴あき、屋根の端部、屋根と壁の取り合い部分などを早めに確認することが大切です。
※取り合いとは、屋根と外壁など、別の部材がぶつかる部分のことです。雨水が入りやすい場所でもあります。
違い4 リフォーム方法
屋根材によって、リフォーム方法も変わります。
瓦屋根から板金屋根へリフォームする場合、既存の瓦の上から新しい屋根材を重ねるカバー工法はできません。
屋根カバー工法は、既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねる工事です。
しかし、瓦屋根は屋根材に大きな凹凸があり、重さもあるため、その上から板金屋根を施工することはできません。
そのため、瓦屋根から板金屋根へ替える場合は、基本的に葺き替え工事になります。
工事の流れとしては、
・既存の瓦を撤去する
・下地の状態を確認する
・必要に応じて下地を補修する
・防水シートを施工する
・新しい板金屋根を施工する
という形になります。
一方で、コロニアル屋根の場合は、屋根の状態が良ければ、既存の屋根の上からガルバリウム鋼板などの金属屋根を重ねるカバー工法を検討できる場合があります。
ただし、雨漏りが進んでいる場合や、下地が傷んでいる場合は、カバー工法では対応できないこともあります。
その場合は、既存の屋根を撤去して下地を直す葺き替え工事が必要になることもあります。
大切なのは、屋根材だけで判断するのではなく、下地や防水シートの状態まで確認することです。
違い5 雪や風への考え方
富山市周辺では、雨や雪、風の影響を受けることがあります。
屋根リフォームを考えるときは、見た目だけでなく、地域の気候も考えることが大切です。
瓦屋根は、強風や積雪、経年劣化によって、瓦のズレや棟部分の傷みが出ることがあります。
特に、屋根のてっぺん部分や端の部分は、風の影響を受けやすい場所です。
コロニアル屋根は、年数が経つと割れや反り、表面の劣化が出ることがあります。
強風のあとに屋根材の浮きや割れがないか、確認しておくことも大切です。
板金屋根は軽量で、雪の多い地域でも選ばれることがあります。
ただし、金属屋根だから何でも大丈夫というわけではなく、屋根の勾配、雪止め、雨仕舞い、下地の状態などを考えて施工する必要があります。
※雨仕舞いとは、雨水が建物の中に入り込まないように、屋根や外壁の納まりを考えて施工することです。
富山で屋根リフォームをする場合は、雨・雪・風を考えた施工が大切です。
ガルバリウム鋼板はどんな屋根リフォームに使われる?
ガルバリウム鋼板などの板金屋根は、屋根リフォームでよく使われる屋根材のひとつです。
たとえば、瓦屋根から板金屋根へ替える場合は、既存の瓦を撤去して、下地を確認したうえで新しい板金屋根を施工します。
コロニアル屋根の場合は、状態が良ければ、既存の屋根の上からガルバリウム鋼板などの金属屋根を施工するカバー工法を検討できる場合があります。
つまり、
・瓦屋根から板金屋根へ:基本は葺き替え
・コロニアル屋根から板金屋根へ:状態が良ければカバー工法も選択肢
・傷みが大きい屋根:下地確認のうえ葺き替えを検討
という考え方になります。
ガルバリウム鋼板は軽量で、すっきりした見た目に仕上げやすい屋根材です。
ただし、屋根材そのものだけでなく、下地、防水シート、雨仕舞いまで含めて施工することが大切です。
それぞれの屋根に良さがあります
瓦屋根、コロニアル屋根、板金屋根には、それぞれ良さがあります。
瓦屋根には、重厚感や落ち着いた見た目があり、1枚単位で交換できるなど、部分的なメンテナンスがしやすい良さがあります。
コロニアル屋根は、瓦より軽く、住宅になじみやすい屋根材です。
状態によっては、金属屋根でのカバー工法を検討できる場合もあります。
板金屋根は、軽量で、屋根リフォームにも使いやすく、すっきりとした外観に仕上げやすい屋根です。
大切なのは、今の屋根の状態と、これからどのように住まいを守っていきたいかを考えることです。
まとめ
瓦屋根・コロニアル屋根・板金屋根には、それぞれ特徴があります。
瓦屋根は、重厚感があり、昔から多くの住宅で使われてきた屋根です。
また、瓦が割れた場合に1枚単位で交換できるなど、部分的なメンテナンスがしやすい良さもあります。
コロニアル屋根は、瓦より軽く、住宅になじみやすい屋根材です。
状態が良ければ、ガルバリウム鋼板などの金属屋根でカバー工法を検討できる場合があります。
板金屋根は、軽量で、屋根リフォームにも使いやすく、すっきりとした外観に仕上げやすい屋根です。
瓦屋根から板金屋根へリフォームする場合、既存の瓦の上から新しい屋根材を重ねるカバー工法はできません。
そのため、基本的には既存の瓦を撤去して、下地を確認したうえで新しい板金屋根を施工する葺き替え工事になります。
屋根リフォームを考えるときは、屋根材の種類だけでなく、建物の状態、下地、雨水の流れ、雪や風の影響、今後のメンテナンスも含めて判断することが大切です。
富山市周辺で屋根リフォームや、瓦屋根・コロニアル屋根から板金屋根へのリフォームをご検討の方は、お気軽にご相談ください。
加藤板金では、屋根の状態を確認したうえで、建物に合わせた工事内容をご案内いたします。

